こんにちは。マーリンです。今回は腸活についてお話したいと思います。
腸活という言葉、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。健康トレンドの一つとされていて、その重要性が注目されています。
では、なんで腸活が重要なのでしょうか。一緒に見ていきたい思います。
腸内細菌が人間の健康に大きな影響を与えている
超活が重要な理由は、腸内細菌が健康に大きな影響を与えるからです。では、なぜ腸内細菌の状態が健康に影響を与えるのでしょうか。以下の3点が言われています。
- 食物の消化と吸収を助ける。
- 食べ物に含まれる栄養素を体内に吸収しやすい形に形成する。
- 小腸の内側にある繊毛が効率よく栄養を吸収する。
- 免疫システムを活性化させる。
- 体にとって好ましくないものを排除する。
- 便の形成と排泄。
- 水分やミネラルを吸収し、便を固形状に成形する。
- 蠕動運動のより便を直腸へ運び排泄する。
特に排便は体に不要なものを外部に出すとても重要な役割です。便秘になると体内に不要物が止まり、ガスが溜まり腸内が圧迫され不快に感じるようになります。すっきり排便できると気持ちも晴れやかになります。このように心にも大きな影響を与えることから、腸は第二の脳とも呼ばれています。
腸内環境を整えるとダイエットにも良い影響がある
私もダイエッターですので、腸内環境を整えることを重要視しています。
では、腸内環境を整えるとなぜダイエットに良いのでしょうか。以下のことが言われています。
- 短鎖脂肪酸を生成し、代謝を促進する
- 食欲や満腹感を調整する。
短鎖脂肪酸は、腸内の食物繊維を発酵させる物質で、ダイエットに良い影響を与えてくれます。
- 脂肪細胞による脂肪の取り込みを抑制する
- 腸内の悪玉菌の活動を抑制する
- 大腸のエネルギー源となる
脂肪細胞の取り込みの抑制や、悪玉菌の活動を抑制して善玉菌優位になると、脂肪の分解や排泄がスムーズになります。
また、代謝が向上することで、基礎代謝やエネルギー消費が活性化され、体脂肪の燃焼効率が上昇します。
腸を元気にする方法
腸が健康やダイエットに重要なことがわかりました。では、腸を元気にする方法はどのようなものがあるでしょうか。
以下のようなことに注意すると、腸はみるみる元気になっていきます。
- 腸に良い食べ物を食べる
- 発酵食品
- ヨーグルトや納豆、キムチや味噌など、発酵食品は腸内フローラのバランスを整えてくれます。また、味噌は善玉菌のを増やす効果があります。
- 海藻類
- わかめや昆布は水溶性食物繊維で、善玉菌のエサになるものです。善玉菌を多くすることで悪玉菌に打ち勝つ腸内環境を獲得することができます。
- 大豆製品
- 豆腐やきのこ、豆乳などはオリゴ糖が含まれており、善玉菌の活性化に良い影響を与えます。
- 野菜や果物
- 特に食物繊維の多い食材は、腸内環境を整えるのに重要です。
- ぬか漬け
- 物性の乳酸菌や酵母が含まれており、発酵によって栄養価が高まります。
- チーズ
- 熟成したタイプのチーズは乳酸菌を含み、腸内環境を整える効果があります。
- 発酵食品
バランスの良い食事をすることで、腸内細菌の多様性を維持することができます。腸内細菌は人によって異なる菌がいることから、多くの善玉菌を増やすことで善玉菌の相乗効果が得られ、より腸内環境を良好に保つことができます。
- 適度な運動
- 腸の蠕動運動を促進し、腸内環境を改善する。
- 十分な水分補給
- 腸内環境を整え、便通を改善する。
腸内細菌は人によって異なる
健康な成人の腸内には、約1000種類、100兆個もの細菌が生息しています。しかし、不思議なことに個人ごとに独特の構成を持っています。その構成は以下の要因によって変わります。
- 遺伝的要因
- 食生活
- 生活環境
- 年齢
- 性別
- 健康状態
また、これらの要因により腸内細菌の割合は異なりますが、主に以下の種類に分類されます。
- ビフィズス菌
- 乳酸菌
- 大腸菌
- バクテロイデス属
これらの細菌の割合は個人ごとに異なり、それぞれ独自の腸内環境を形成しています。そのため、例えばビフィズス菌が含まれたヨーグルトを食べても腸内環境の改善が認められない場合は、シロタ株やプラズマ乳酸菌、カゼリ菌など、別の細菌のものに変更すると、自分に合うものが見つかるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。腸が健康やダイエットにとって重要な役割を担っていることがわかりました。特に毎朝元気に排便できるだけでも、その日一日の活動が活力に満ち溢れると思います。健康やダイエットに取り組むことを考えているのであれば、まずは腸内環境の改善から始めてみてはいかがでしょうか。
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